兄を思う
無口な兄
優しい視線を送る兄
口もとで笑う兄
頭がよく、美しく、二人の子供に恵まれ幸せを
一人占めしたような兄でした。 ハードな勤務も
終わり、これから人生を楽しもうと思っていた
時、忍び寄ってきた癌のため、愛するものを残
して、天国へ旅立ってしまいました。
一生懸命に生き、一生懸命病と闘い、静かに召
された兄の顔は、美しく輝き、平安そのもので
した。 今は、天国から家族を見守って居ること
でしょう。
1980.7.14.